➁女子学生、女性研究者、女性教職員へのキャリア形成支援 女子学生比率の低い理系分野については、キャリア支援や次世代育成の視点から、中等教育関係者や産業界関係者と連携し、大学入学前から卒業及び大学院修了まで支援するシステムの構築を検討します。 四国地域の産官学が協働する「四国発信!ダイバーシティ研究環境調和推進プロジェクト」を核とし、四国内外の大学・企業等との連携に努めます。また、社会状況を踏まえ、行政、NPO等と連携し、地域における男女共同参画の実現と情報発信に取り組みます。 女性研究者については、キャリア初期にある若手研究者を支援するとともに、女性研究者間のネットワーク作りに注力し、大型共同研究実現へのサポートを行います。 また、管理職に占める女性の割合が低いことから、女性が管理職への昇進を前向きに検討できる意識啓発や環境整備が必要です。「女性活躍推進法に基づく事業主行動計画(第2期)」に沿って、役員及び管理職等の指導的地位における女性が占める割合を18%以上確保するように努めます。 ③男女共同参画の阻害要因除去とハラスメントの禁止 学内での定期的なアンケートやヒアリング結果をもとに、男女共同参画の阻害要因を分析し、それを取り除くための具体的な施策立案を実施します。 「国立大学法人香川大学ハラスメント防止規則」の周知に努め、ハラスメントに関する教育・研修を強化し、相談体制の充実を図ります。 ④ワークライフバランスの実現 「次世代育成支援対策推進法に基づく国立大学法人香川大学行動計画(第5期)」に沿って、男性教職員の配偶者出産休暇等の利用率および育児休業の取得率30%の達成、時間外勤務削減のための継続的な取り組み、年次有給休暇の積極的な利用を促進します。 3
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