8月18日(土)、医学部附属病院において、県下の高校生を対象にした『高校生手術体験セミナー』を開催しました。セミナーには、毎年好評のため定員を超える応募があり、今年は74名の応募者の中から29名の高校生が参加しました。
はじめに、鈴木消化器外科教授から「手術という仕事の魅力」について講演がありました。その後、臼杵手術部長が進行を務め、糸結び体験を行うとともに、TVドラマ医療監修経験談や、医学生の手術実習体験談などが披露されました。休憩を挟んで、実際に手術室に入り、手洗い・気管挿管、鏡視下手術のシミュレーション、顕微鏡・拡大鏡手術、切開・縫合等の本格的な実技体験を行いました。
終了後のアンケートでは、「医者という仕事に興味関心が持てる内容だった」「外科医の仕事の内容がイメージできた」など、将来医師を志望する内容のものが多くありました。香川の将来を担う医療人材確保の足掛かりとなることを期待したいと思います。