9月8日、令和4年度技術室研修会を開催した。医学系、農学系、工学系の3部門から、16名が対面にて参加し、オンラインでは7名が参加した。
技術室では職員の学部間の技術交流を図るため、研修会を実施しており、今年度については、講演会とグループワークを実施した。
片岡郁雄理事(研究・産官学連携・教員評価担当)より開会挨拶があり、第4期中期目標・中期計画に関連して、マテリアル先端リサーチインフラ事業への対応も踏まえた研究設備・機器のオンライン共用システムの検討に向けたデジタルラボの設置を含む研究基盤センターの開設や学内の研究資源の有効活用に向けた研究支援体制の強化が述べられた。
引き続き、上村忍創造工学部教授による『薬品管理システムと運用について』、山口大学総合技術部長渡邉政典氏による『山口大学技術部における課題と今後の重点方針について』の講演が行われた。
講演会に引き続き、松本直通技術室長の司会にて『技術室員における技術連携について』のグループワークを実施した。技術連携に関する課題を抽出し、課題解決についてのアプローチについて積極的な議論を行った後、代表者にて発表を行った。
最後に、前川豊弘学術部長より、機器の共用化の取り組みと技術職員へ期待することについての挨拶があった。今後も技術職員の能力向上・能力開発としてのSDの一環として研修会を実施予定である。