香川大学は9月24日、オリーブスクエアで、令和3年度技術室研修会を開催した。医学系、農学系、工学系の3部門から、17名が会場にて参加し、オンラインでは11名が参加した。技術室では職員の技術の向上と学部間の技術交流を図るため、研修会を実施しており、今年度については、講演会とグループワークを行った。
始めに、片岡郁雄研究担当理事が挨拶し、第4期中期目標・中期計画では、部局間の研究連携推進のためのネットワーク構築や学内の研究資源の有効活用に向けた研究設備・機器の共用化を一層推進することが述べられた。
 引き続き、長谷川修一危機管理先端教育研究センター長による『技術職員の地域貢献への期待 アウトリーチのすすめ』の講演と、山口大学総合技術部長 渡邊政典氏による『コアファシリティ構築プログラムにおける技術職員の役割と組織改編について』講演が行われた。
 講演会に引き続き、技術職員のアンケート結果報告を松本技術室長にて行った後、『機器の共用化』と題して、グループワークを実施した。グループワークでは機器の共用化するに際して課題を抽出し、課題解決についてのアプローチについて積極的な議論を行った後、代表者にて発表を行った。
最後に、川端学術部長より、今後の技術職員の機器の共用や管理体制の強化の必要性についての挨拶があった。今後も年1回の頻度で、技術職員の職員の能力開発・能力向上の一環として取り組む予定である。