東海沖から四国沖にかけての領域を震源とする南海トラフ地震は、今後30年以内に70~80%の確率で発生するといわれています。そのような状況の中で、昭和南海地震から75年を迎える節目の年に、今後、どのようなことに注意していかなければならないのか、附属高松小学校では、香川大学四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構と連携し、6月7日(月)に新たなかたちの地震学習及び避難訓練を実施いたします。

附属高松小学校では、これまでに香川大学四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構と連携し、南海トラフ地震に対する子どもたちの意識調査を実施して参りました。その結果、高知県の子どもたちと比較してみると、意識の低さが顕著に表れていることが分かりました。

そこで、今回、香川大学四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構と連携・協力し、新たなかたちの地震学習に取り組むことにいたしました。当日は、文科省委託研究「防災減災に資する南海トラフ地震調査観測研究プロジェクト 」の課題の一つである情報リテラシー向上に関する学習について研究する、香川大学四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構 副機構長 地域強靱化研究センター長 金田 義行先生をお招きし、小学4年生を対象とした「防災対策に資する南海トラフ地震における情報リテラシーの向上」についての学習を行います(文科省委託研究「防災減災に資する南海トラフ地震調査観測研究プロジェクト 」の課題の一つである情報リテラシー向上に関する学習)。その後、地震を想定した避難訓練を実施いたします。

避難訓練では、昨年度より防災学習に取り組んできた子どもたちが、地震で被害が起きたことを想定したトラップを用意し、より地震に対する意識を高めることができるよう工夫を行います。また、避難訓練を終えた後に、金田先生より全校児童へお話をいただき訓練効果を高めたいと考えています。
南海トラフ地震に備えて、これまでにないかたちでの大学と小学校が連携した地震学習及び避難訓練になると考えています。災害に対する意識が低いと言われている香川県の子どもたちが、どのような分野に対して災害の意識を向上する必要があるのか分析した上での授業・講話等を通してその効果を検証し、今後の災害情報活用のリテラシー向上と防災減災対応力の強化を推進する取り組みです。ぜひ、多くの人に南海トラフ地震に対する防災・減災の取り組みを見ていただければ幸いです。

 

1 日時:令和3年6月7日(月)8:45~11:00頃(雨天決行)
2 場所: 香川大学教育学部附属高松小学校 体育館及び敷地内
3 日程:
8:45 ~ 9:30 4年生対象の金田先生の講話
9:30 ~10:20   四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構の先生方の本校構内視察
10:20 ~            全校児童による避難訓練及び金田先生の指導・講評

  

■お問い合わせ先 
香川大学教育学部附属高松小学校
副校長  大嶋 和彦  
担当教諭 轟  秀明
TEL:087-861-7108
E-mail:todoroki.hideaki@kagawa-u.ac.jp