○香川大学医学部附属病院ダヴィンチ手術ライセンス取得のための症例見学実施規程

令和4年12月1日

(趣旨)

第1条 この規程は、香川大学医学部附属病院(以下「病院」という。)において実施するダヴィンチ手術ライセンスを取得するための症例見学に関し必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条 この規程において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(1) ダヴィンチ手術ライセンス 内視鏡手術支援ロボット(ダヴィンチ)を使用して手術を行う資格をいう。

(2) 症例見学 ダヴィンチの製造元である米国Intuitive Surgical社が診療科領域ごとに作成する「ダヴィンチ手術システム・トレーニングプログラム」に基づきダヴィンチを使用して行う手術の症例見学をいう。

(見学許可)

第3条 症例見学を希望する者(以下「見学者」という。)は、ダヴィンチ症例見学申込書(様式第1号、以下「申込書」という。)及び誓約書その他必要な書類を香川大学医学部総務課に提出し、病院長の許可を得なければならない。

(見学許可の取消し等)

第4条 病院長は、次の各号のいずれかに該当する場合には、前条の見学許可を取り消し、又は見学を中止させることができる。

(1) 見学者がこの規程又は香川大学(以下、「本学」という。)が定める諸規則に違反したとき。

(2) 申込書の記載事項が事実に反するとき。

(3) その他病院長が特に見学許可を取り消す必要があると判断したとき。

2 前項の規定により見学許可を取り消し、又は見学を中止させたことによって見学者に損害を及ぼすことがあっても、病院は、その責を負わないものとする。

(見学料)

第5条 見学者のうち、ダヴィンチ手術ライセンス取得を希望する者(以下「ライセンス取得希望者」という。)は、見学料として1人当たり50,000円(消費税を含む。)を前納するものとする。

2 既納の見学料は、返還しない。ただし、病院の都合による事由によりダヴィンチ症例見学を実施できない場合はこの限りでない。

(損害賠償等)

第6条 見学者は、故意又は過失により、医療過誤を生じさせた場合、施設、設備等を滅失、損傷若しくは汚損した場合又はこの規程若しくは本学が定める諸規則に違反したことによって損害を生じた場合は、賠償しなければならない。

(証明書)

第7条 病院長は、症例見学を修了した者のうち、ライセンス取得希望者には、証明書(様式第2号)を交付する。

(事務)

第8条 ダヴィンチ手術ライセンスを取得するための症例見学に関する事務は、医学部総務課において処理する。

(雑則)

第9条 この規程に定めるもののほか、ダヴィンチ手術ライセンスを取得するための症例見学の実施に関し必要な事項は、病院長が定める。

この規程は、令和4年12月1日から施行する。

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香川大学医学部附属病院ダヴィンチ手術ライセンス取得のための症例見学実施規程

令和4年12月1日 種別なし

(令和4年12月1日施行)