○国立大学法人香川大学における業務データ作成・整備指針

令和2年3月16日

1 背景・目的

教育研究の質保証を図るために特に教学関係のデータの収集・蓄積・分析が必要となっている。また、外部評価(認証評価、法人評価等)への対応や政府機関等からのデータ照会等のために、学内の各種データを収集・蓄積することが求められている。

このような状況下で必要なのは、学内の業務データを統合して一元的に管理し、それらのデータを様々なケースに応じて提供、分析する実質的なIR機能の構築である。

IRは、質保証や外部評価、データ照会のみならず、大学運営における計画策定、意思決定等にも寄与する重要なツールとなることから、データの活用性、汎用性を高めるために、業務データ作成・整備に関する指針を策定するものである。

2 作成・整備する業務データに必要な性質

(1) 結合性

各部門保有の共通データには同一コードを付与する等、常にデータの結合を意識したデータ管理を行う。

(例 職員氏名:職員番号、学生氏名:学籍番号、授業科目名:授業科目コード等)

(2) 汎用性

データベースの構築・機能向上及びデータリストの作成・整理にあたっては、直接的に必要としないデータであっても、汎用的な利活用の可能性を常に意識し、関連データの積極的な収集・蓄積を行う。

(例 各種評価の裏付けデータへの利用等)

(3) 継続性

経年変化分析などに利活用出来るデータは、同一基準、同一時点で継続的に収集・蓄積を行う。

(例 授業評価の推移、留学生数の推移等)

(4) 連携性

データ保有部門は、常に連携を図り、効率的かつ効果的にデータを収集・蓄積するために、データの積極的な相互利用を行う。

3 データ作成・整備の具体的方策

本指針に基づくデータの作成・整備にあたっては、データ保有部門と学長戦略室IR推進部が連携し、実施する。

4 その他

この指針に定めるもののほか、業務データの作成・整備に関し必要な事項は、別に定める。

国立大学法人香川大学における業務データ作成・整備指針

令和2年3月16日 種別なし

(令和2年3月16日施行)

体系情報
第2編 営/第5章 戦略室
沿革情報
令和2年3月16日 種別なし