(目的)

第1条　この規程は、国立大学法人香川大学(以下「大学法人」という。)に勤務する大学教員(助手を除く。)及び附属学校教員に対して、大学における職務を一定期間免除し、国内外の研究機関において研究活動に専念させること(以下「サバティカル」という。)について定めることにより、専門分野における能力の向上及び研究教育の発展を目的とする。

(定義)

第2条　この規程において「部局」とは、各戦略室、広報室、イノベーションデザイン研究所、各学部、創発科学研究科、地域マネジメント研究科、図書館、博物館、各機構、情報化推進統合拠点、学内共同教育研究施設の各センター、インターナショナルオフィス及び保健管理センターをいう。

(申請対象者)

第3条　サバティカルを申請することができる者は、次の各号の全てに該当する者とする。

(期間)

第4条　サバティカルの期間は、各期又は通年とし、60歳に達する年度までとする。

(給与)

第5条　サバティカル中の給与は、職員給与規則第42条の2による。

(旅費)

第6条　サバティカルの旅費は、支給しない。

(手続)

第7条　サバティカル期間を申請する者は、次の各号に掲げる書類を部局の長に提出しなければならない。

(兼業)

第8条　サバティカル中の兼業は認めない。ただし、特別な事由があるときには、学長が許可することがある。

(代替措置)

第9条　サバティカル中の代替措置として、非常勤講師を採用することができる。経費については、別途措置する。

(終了後の義務)

第10条　サバティカルが終了したときは、研修報告及び学内発表をしなければならない。

(事務)

第11条　サバティカルに関する事務は、企画総務部給与福利課において処理する。

(雑則)

第12条　この規程に定めるもののほか、サバティカルの実施に関し、必要な事項は、学長が別に定める。