第1　この要項は、香川大学(以下「本学」という。)における学術研究の一層の推進に資する研究支援体制の充実及び強化並びに若手研究者の養成及び確保を促進するため、本学で行う研究プロジェクト等に優れた本学大学院医学系研究科の学生、本学大学院工学研究科博士後期課程の学生及び愛媛大学大学院連合農学研究科の学生(本学に配属された学生に限る。)を研究補助者として参画させ、研究活動の効果的推進、研究体制の充実及び若手研究者としての研究遂行能力の育成を図るため、必要な事項を定めるのとする。

(職名及び身分)

第2　職名及び身分は、次のとおりとする。

(1)　職名は、リサーチ・アシスタント(以下「RA」という。)とする。

(2)　身分は、国立大学法人香川大学非常勤職員就業規則(以下「就業規則」という。)に定める「パートタイム職員」とする。

(職務内容)

第3　RAの職務内容は、本学で行うプロジェクト等を効果的に推進するため、研究補助者として従事し、当該研究活動に必要な補助業務を行う。

(契約期間及び勤務時間)

第4　RAの契約期間は、採用日の属する会計年度の範囲内で職務の内容に応じた期間とし、勤務時間は、週20時間程度以内、通算200時間程度以上を標準とする。この場合、当該学生の通常の研究指導、授業等に支障が生じないよう配慮するものとする。

2　ティーチング・アシスタントを兼ねる者の勤務時間は、RAと合わせて月120時間(週30時間)程度以内とする。なお、外国人留学生については、出入国管理及び難民認定法施行規則に留意するものとする。

(応募資格)

第5　RAに応募できる者は、大学院医学系研究科医学専攻(博士課程)3年次若しくは4年次、大学院工学研究科博士後期課程及び大学院医学系研究科看護学専攻(博士後期課程)又は愛媛大学大学院連合農学研究科(本学に配属された学生に限る。)に在学し、将来研究者となる意欲と優れた能力を有する学生とする。

(選考)

第6　RAの選考は、当該研究科において行う。

(採用手続等)

第7　RAの採用手続については、就業規則によるものとし、医学系研究科長、工学研究科長又は農学研究科長は様式1「リサーチ・アシスタント一覧」に次の各号に掲げる書類を添付して学長に申請するものとする。

(1)　様式2「リサーチ・アシスタント雇用計画調書」

(2)　在留カードの写し(表・裏)

(給与)

第8　RAの給与は、就業規則によるものとする。

(勤務実績報告)

第9　受入教員は、RAの勤務実績について、様式3の「リサーチ・アシスタント勤務実績報告書」により、月末までに当該月分を当該部局勤務時間管理者に報告するものとする。

(オリエンテーションの実施)

第10　RA受入教員は、RAに研究補助業務を行わせるに当たっては、事前にオリエンテーションを実施し、本制度の趣旨を十分に理解させるものとする。

(その他)

第11　この要項に定めるもののほか、RAに関し必要な事項は、別に定める。

附則

附則(平成23年6月20日)

附則(平成27年4月1日)

附則(令和元年5月1日)

附則(令和5年4月1日)