第1　この要項は、香川大学(以下「本学」という。)大学院の優秀な学生に対し、教育的配慮の下に教育補助業務を行わせ、これに対する手当支給により、大学院学生の処遇の改善に資するとともに、大学教育の充実及び指導者としてのトレーニングの機会の提供を図るため、必要な事項を定める。

(職名及び身分)

第2　職名及び身分は、次のとおりとする。

(1)　職名は、ティーチング・アシスタント(以下「TA」という。)とする。

(2)　身分は、国立大学法人香川大学非常勤職員就業規則(以下「就業規則」という。)に定める「パートタイム職員」とする。

(職務内容)

第3　TAの職務内容は、学部、大学院修士課程、大学院博士前期課程及び大学院専門職学位課程の学生に対する講義、実験、実習及び演習等の教育補助業務とする。

(契約期間及び勤務時間)

第4　TAの契約期間は、採用日の属する会計年度の範囲内で職務の内容に応じた期間とし、勤務時間は月40時間(週10時間程度)以内を原則とする。この場合、当該学生の研究指導、授業等に支障が生じないよう配慮するものとする。

2　リサーチ・アシスタントを兼ねる者の勤務時間は、TAと合わせて月120時間(週30時間)程度以内とする。なお、外国人留学生については、出入国管理及び難民認定法施行規則に留意するものとする。

(応募資格)

第4の2　TAとなることができる者は、本学大学院に在学する学生で、本学が実施する、業務内容に応じた研修を修了した者とする。

(選考)

第5　TAの選考は、当該研究科において行う。

(採用手続等)

第6　TAの採用手続については、就業規則によるものとし、部局長は様式1「ティーチング・アシスタント一覧」に次の各号に掲げる書類を添付して学長に申請するものとする。

(1)　様式2「ティーチング・アシスタント雇用計画調書」

(2)　在留カードの写し(表・裏)

2　学生が在籍する研究科以外の部局がTAを雇用しようとする場合は、前項の申請にあたり学生の在籍する研究科に対して当該学生の雇用状況を照会し、第4に定める適正な勤務時間を確保すること。

(給与)

第7　TAの給与は、就業規則によるものとする。

(勤務実績報告)

第8　指導教員は、TAの勤務実績について、様式3の「ティーチング・アシスタント勤務実績報告書」により、月末までに当該月分を当該部局勤務時間管理者に報告するものとする。

(愛媛大学大学院連合農学研究科に係る準用)

第9　愛媛大学大学院連合農学研究科の学生であって、本学に配属された学生をTAに採用する場合は、この要項を準用する。この場合において、第8項中「指導教員」とあるのは「主指導教員」と読み替えるものとする。

(その他)

第10　この要項に定めるもののほか、TAに関し必要な事項は、別に定める。

附則

附則(平成23年6月20日)

附則(平成27年4月1日)

附則(令和元年5月1日)

附則(令和5年4月1日)