(目的)

第1条　この細則は、国立大学法人香川大学会計実施規程(以下「実施規程」という。)第12条の規定に基づき、つり銭準備金の取扱事務について必要な事項を定め、国立大学法人香川大学(以下「大学法人」という。)における金銭会計を適正かつ円滑に行うことを目的とする。

(定義)

第2条　この細則においてつり銭準備金とは、つり銭の支払のために準備する現金をいう。

(適用範囲)

第3条　この細則は、大学法人が保有するつり銭準備金について適用する。

(出納責任)

第4条　会計実施規程第6条で定める出納責任者は、大学法人のつり銭の出納及び保管の事務取扱上の一切の権限と責任を有する。

(基準額)

第5条　つり銭準備金の支給は必要最小限とし、経理責任者は、設置場所ごとにつり銭準備金の基準額を設ける。

(請求)

第6条　出納責任者は、つり銭準備金の取扱いを開始又は不足分を補充する場合は、つり銭準備金交付請求書(別紙様式第1)を経理責任者に提出するものとする。

(保管管理)

第7条　つり銭準備金は、小口現金とは区別して、専用の金庫等により保管管理しなければならない。

(支払)

第8条　つり銭準備金は、つり銭以外の支払に充当してはならない。

(残高照合)

第9条　出納担当者は、日々の現金出納業務終了後、つり銭準備金の残高照合を行い、つり銭準備金に過不足が発生した場合は、速やかに出納責任者に報告しなければならない。

(過不足金の取扱)

第10条　出納責任者は、つり銭準備金に過不足が発生した場合は、速やかに現金過不足に係る振替伝票を作成するとともに、再発防止につとめなければならない。