瀬戸内圏研究センターSeto Inland Sea Regional Research Center

「船に乗って瀬戸内海を調べよう! 夏休み親子クルージング」が開催されました。

令和元年8月20日 於:香川大学庵治マリンステーション
 8月20日、「船に乗って瀬戸内海を調べよう! 夏休み親子クルージング」が開催されました。これはKSB瀬戸内海放送が、開局50周年事業のひとつとして企画し、香川大学瀬戸内圏研究センターに依頼されたものです。当日は、抽選で選ばれた小学生とその保護者28名が参加しました。午前中、参加者は調査船カラヌスIII に乗船し、香川大学創造工学部・末永教授が開発し志度湾に設置された漁礁に向かい、水中カメラで漁礁に群がる魚を観察しました。また、植物プランクトンの採集や海底泥を採取しその中の生物の観察等をしました。午後からは、庵治マリンステーションの実習室で、末永教授の漁礁と藻場の解説および、瀬戸内圏研究センター・一見教授の「魚の餌は小魚、小魚の餌はプランクトン」といった海洋の食物連鎖の解説の後、顕微鏡でプランクトン観察をしました。参加した小学生は観測船カラヌスIIIの船上では水中カメラの映像に歓声をあげながら見入り、庵治マリンステーション実習室では、顕微鏡でのプランクトン観察に熱心に取り組んでいました。
カラヌスⅢに乗船 カラヌス船上で、水中カメラで漁礁に群がる魚の観察
カラヌスⅢに乗船 カラヌス船上で、水中カメラで漁礁に群がる魚の観察
プランクトンネットで海洋プランクトンの採取 創造工学部末永教授による説明
プランクトンネットで海洋プランクトンの採取 創造工学部末永教授による説明
プランクトンの顕微鏡観察
プランクトンの顕微鏡観察
顕微鏡観察する参加者の少年
顕微鏡観察する参加者の少年
観測終了、庵治鎌野港に帰港
観測終了、庵治鎌野港に帰港