瀬戸内圏研究センターSeto Inland Sea Regional Research Center

高松第一高等学校の1年生が庵治マリンステーションで体験実習を行いました!

 平成29年6月19日  於:香川大学庵治マリンステーション
 平成29年6月19日(月)、高松第一高等学校・特別理科コースの1年生を対象とした実習講座が庵治マリンステーションにて行われました。本実習講座は、高等学校において先進的な理数教育を実施するために科学技術振興機構が推進するスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の一環として行われたものです。
 我国はタンパク源の多くを海産物から得ています。これらの海洋生物を育む「海」という環境は、身近にありながら、なかなかその実態を見たり感じたりすることができません。受講いただいた高松一高の生徒の皆さんには、瀬戸内圏研究センターの海洋観測船「カラヌスⅢ」に乗船してもらい、プランクトンをはじめとした生物の採集、海底の観察などの海洋調査を体験してもらいました。また、海洋生態系の仕組み、瀬戸内海が抱えている環境問題についても講義を聞いてもらうことで、身近な海について考えてもらう実習講座となりました。
海洋観測体験 海底の生物を観察しています
海洋観測体験 海底の生物を観察しています
水中カメラ 講義の様子
水中カメラ 講義の様子
顕微鏡観察 様々なプランクトン
顕微鏡観察 様々なプランクトン