瀬戸内圏研究センターSeto Inland Sea Regional Research Center

『香川県教育研究会生地部会秋季生物研究会での現地研修会』を実施しました!

 平成26年11月14日  於:庵治マリンステーション、志度湾
 香川県教育研究会生地部会秋季生物研究会より依頼があり、現地研修会を実施しました。
 本研修は、香川県下の高校教論、講師、実験助手を対象として行われ、39名の方に参加していただきました。研修会では、午前中に高松北高校で研究授業、研究協議を行い、午後から庵治マリンステーションに移動し現地研修を行いました。 現地研修は船上研修と講習に分けられ、主に講習は一見先生が、船上研修は多田先生が担当しました。今回は特に船上研修の様子について紹介します。
乗船前注意事項説明

乗船前に全体で講習を行い船に乗る上での
注意事項などを説明しました。

庵治の港を出発し、志度湾に向かっている時の船上の様子

庵治の港を出発し、志度湾に向かっている
時の船上の様子。
この時、多田先生より、志度湾の養殖場などに
ついての説明がありました。

観測器具の説明を聞いている様子

観測器具の説明を聞いている様子。
皆さん、質問などもされながら興味深く
聞いていただきました。

実際に植物プランクトンネットを引いている様子
実際に植物プランクトンネットを引いている様子
採集プランクトン観察

採集したプランクトンをポリボトルに入れ、庵治マリンステーションに持ち帰り顕微鏡観察しました。

採集した柱状堆積物を観察している様子

採集した柱状堆積物を観察している様子。
皆さん普段見ることのない海底の泥を興味深く
観察されていました。

船内の色々な設備を船長の岸本が説明している様子
船内の色々な設備を岸本船長が説明している様子。
最後にブリッジに入り、船内の様子を
見ていただきました。
 このような普段できない体験をしていただき、先生方に海の理解を深めて頂くことで、他の多くの先生方や子供たちが少しでも海に関心を持ってもらえればと思っています。