2014年03月31日

「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」に採択

この度、農学研究科の「日本の食の安全 高度人材育成 留学生 特別プログラム」が「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」に採択されました。

これは、国公私立大学大学院が実施する国際的に魅力のある留学生受入れプログラムを文部科学省が選定し、優先的に国費外国人留学生の配置を行うものです。

【プログラム概要】

本プログラムは、農学研究科の日本の食の安全留学生特別コースを母体として、「日本の食の安全」確保の観点から、交流のある東南アジア、中国、北米、南米などの大学から優秀な学生を選抜し、コンソーシアム企業と共同で、作物の育成・収穫・加工・流通・販売に至るまで総合的に食の安全に必要な能力を体系的・実践的に身につけさせ、日本語能力や日本文化を正しく理解した優秀な国際人、かつ経営感覚を身につけた企業幹部となりうる人材を育成します。修了後は、海外に展開する日系企業に就職し、将来、日本と海外事業所との架け橋となる人材育成を目標にしています。また、コンソーシアム企業と連携しながら、高度な食の安全に関する教育方法の確立と人材育成システム構築及び関連企業の海外展開力強化を目指します。さらに、香川県などとの協力体制を確立し、私費留学生の確保に努めると共に、日本人学生のグローバル化に対応したプログラムを併設する体制作りも併せて行います。

事業期間は平成26年10月から5カ年となっており、毎年、国費留学生5名、私費留学生2~5名、日本人学生1~3名が農学研究科修士課程で学び、グローバルに活躍できる「食の安全」のスペシャリストの育成を行います。