サークルガイド2017
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-114- 【学生の事故防止マニュアル】 平成29年1月改訂 はじめに 大学は、皆さんの学生生活をサポートし、充実した学生生活を送れるように取り組みを行っています。充実した学生生活の上で最も大きな障害となるものに事故があります。ここでは、1)学生自らが主体的に取組むサークル活動中の事故、2)飲酒に伴う事故、3)交通事故に焦点を当て、事故防止のための注意点と事故が起きた場合の大学への連絡について記載します。 =防げる事故は起こさない、起きた事故には直ちに対処し、届け出る= 1.課外活動中の事故防止について 各サークルは、以下の点に留意して活動してください。 (1)活動計画作成上の留意点 ① 活動計画の作成に当たっては、指導者や幹部等で十分に相談した上で、無理のない活動計画を立てる。 ② 活動計画は、顧問教員の承認を得る。 ③ 活動計画を遵守する。 (2)危機管理体制及び安全対策上の留意点 ① 事故防止のため、各サークルは、日常の活動における危険事項を洗い出すとともに、事故等の発生時に適切な行動が取れるよう「危機管理マニュアル」を作成し、部員に周知しておく。なお、年1回以上、その内容を見直すとともに、大学から提出を求められた場合には、これを提出する。 ② サークル内の連絡網を整備し、これを、顧問教員及び学生生活支援グループ(医学部は学務室 学生係)に届け出る。 ③ 課外活動中及び部室等における盗難防止のための手段を講じるとともに、万一、被害に遭った場合には、警察のほか、顧問教員及び学生生活支援グループ(医学部は学務室学生係)にも、直ちに届け出る。 ④ 関係する協会・団体からの通知文や機関誌等には必ず目を通し、安全対策事項等必要な事柄については、必ず、全部員に周知徹底を図る。 ⑤ サークルの幹部は、協会等の安全講習パンフレットに記載されている、過去の事故例等の原因や対策について熟知しておくとともに、部員の安全対策への意識向上を図るように努める。 ⑥ 日頃から、健康には十分注意し、遠征はもとより練習においても、体調が悪いときは、決して無理をせず、遠征又は練習への参加を中止し、静養に努める。 ⑦ 遠征中又は練習中にかかわらず、事故等が発生した場合は、直ちに顧問教員及び学生生活支援 グループ(医学部は学務室学生係)等に連絡するとともに、適切な対応措置(周囲の人に助けを求 める。速やかに110番・119番に連絡する等)を講じる。 ⑧ 特に、体育系サークルにあっては、消防署が実施する「普通救命講習」を受講するなど、日頃 から、「心肺蘇生法(AEDの使用を含む)」や「応急手当法」等に精通しておく。 ⑨ サークル構成員(顧問教員、部員等)が安心して活動できるように、スポーツ安全保険 ((公財) スポーツ安全協会香川県支部TEL087-833-1583)に必ず加入する。 なお、顧問教員の保険費については、各サークルで負担する。 (3)学外行事の実施及び参加の際の留意点 ① 文化系サークルの代表者は、演奏会、演劇会、展覧会その他の学外行事を行う場合又は参加す

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