香川大学概要2013-2014
13/58

研 究地域大学間連携最近、人気のスウィーツで注目を集める「希少糖」。農学部の何森健教授(当時)が酵素を用いる画期的な生成方法を発見し、全ての希少糖を体系的に生産可能にするシステム(イズモリング)を構築。医薬品、食品、農薬等への用途開発に向け研究が進められている。医学部人見浩史助教を中心に、ヒトiPS細胞から、赤血球の増加を促すエリスロポエチン産生細胞の作出に世界で初めて成功。腎臓病患者の貧血治療への貢献に期待が寄せられる。(京都大学iPS細胞研究所との共同研究プロジェクト)サントリー学芸賞を受賞した法学部井上正也准教授の『日中国交正常化の政治史』教育学部(坂井、宮崎研究室)では、特別な支援を必要とする子どもたちの指導・支援に活用できる「絵カード」「筆順 ひらがな」「感情」など、5つの携帯型情報端末用アプリケーションを富士通株式会社と共同で完成。これらを活用した新しい特別支援教育も提案していくこととしている。四国におけるe-Knowledgeを基盤とした大学間連携による大学教育の共同実施四国の国立5大学連携による“知のプラットフォーム事業”の一つとして、香川大学にe-Learning教育支援センターを設置し、e-Learningを活用して大学教育を共同実施することにより、連携大学全体の教育の質向上を図る。(四国の国立5大学と公私立3大学で設立運用中のe-Knowledgeコンソーシアム四国(ek4)のe-Learning基盤を活用)▲エリスロポエチン産生細胞プロフィール12KAGAWA UNIVERSITY

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です