この日は今年度最後の「消費者生活と法」の講義が開かれました

この日の講師は、香川県県警本部生活環境課サイバー犯罪対策係の梶原浩司氏にお越しいただきました。
テーマは、「相手が見えないインターネット取引の甘い罠」というテーマでご講義いただきました。

学生の皆さんが、勉強したり友達と連絡を取ったり、あるいはオークションを利用したりする上で、インターネットにアクセスすることは必要不可欠な状況となってきています。他方では、サイバー犯罪が年々増加しているそうです。この日の講義では、最近のインターネット犯罪の詳細を詳しく学ぶことができました。

わかりやすいレジュメに基づいて、実際の現場でのご経験を踏まえてご講義いただきましたので、理解がたいへん深まりました。知らず知らずのうちにインターネット犯罪に巻き込まれることの危険性もあることがわかり、いま何に注意して便利なインターネットを利用すべきなのかというポイントを学ぶことができました。

法学部で開講している「消費者生活と法」の授業では、講義して下さったすべての実務家の先生方が、実際の現場でのご経験を通して、どのような点に注意すれば消費者被害に遭わないかについて、たいへん興味深い実例を用いて講義を展開して下さったので、受講者にとってとても役立ちました。講義を担当して下さった実務家の先生方、そして、消費者啓発リレー講座を企画して下さった県総務部県民活動・男女参画課の樋口和幸氏に感謝しています。
来年度も消費者啓発リレー講座（一般市民も聴講可。ただし人数に制限あり。）が企画される予定ですので、次年度にもご期待下さい。