2014年09月30日  その他

香川照之さんが工学部を訪問されました

平成26年8月23日(土)、KSB瀬戸内海放送の番組撮影のため、俳優の香川照之さんが工学部を訪問されました。この番組は、テレビ朝日系列中四国ブロックの特別番組として、瀬戸内海を舞台に活躍した村上水軍と塩飽水軍の歴史を紹介する「海の覇者 瀬戸内海賊ヒストリー」という番組で、香川照之さんが案内人として出演されます。

番組の中では、安全システム建設工学科の末永慶寛教授が、瀬戸内海の狭い海域によってつくられる急流のメカニズムについて解説します。末永教授と香川さんは、お二人の共通の趣味であるボクシングを通じ、かねてより交流があったことから今回の共演が実現しました。

この日は、工学部の水理実験室において、瀬戸内海の海域モデルを用いて急流を再現する様子が撮影されました。その後、多賀アナウンサーによる香川さんへのインタビュー撮影が行われ、学生へのメッセージなどもいただきました。放送日時は、11月8日(土)14時の予定です。(KSB番組紹介サイトはこちらからご覧いただけます。)

香川照之さんからのメッセージを一部ご紹介します。

「末永先生には、今回はボクシングではなく本職の研究者としてお会いできたことをうれしく思います。番組は、瀬戸内海に深く関わっている内容で、若い人には知らないことが多いと思います。是非ご覧いただき、瀬戸内海を再認識していただければと思います。」

香川大学の学生に向けて・・・
「自分の限界だと感じてもそこで辞めないでほしいと思います。あるボクシングのチャンピオンの言葉ですが、調子の悪い日や休みたいなと思った日こそ、日頃の2倍トレーニングを積むべきだと彼は言います。自分の限界が100だとして、100まで頑張ったとしても、もしかしたら人からは80にしか見られていないかもしれない。100で辞めずに、あと10パーセント、110までは頑張ってほしいと思います。」

水理実験室にて、末永先生と香川さんの撮影が行われている様子
水理実験室にて、香川さんと末永教授の撮影が行われている様子