履修制限について

(以下、平成29年度入学者向け)

(1)履修制限とは

本学部では、卒業までの間に2回(2段階)、学生の単位の修得状況を審査し、一定の条件に達していないと判定された学生には、以後の履修を制限する制度を設けている。

①第2年次第1学期終了時:
所定の単位を修得していない学生に対し、第2年次第2学期以降の学部開設科目の履修を制限する(通称「第一関門」と呼ぶ。)。

②第3年次第1学期終了時:
所定の単位を修得していない学生に対し、卒業研究への着手を認めない(通称「第二関門」と呼ぶ。)。

上記の履修制限を科されると、それぞれ半年あるいは1年間の足踏み状態となり、卒業が遅れることにもつながるので、注意すること。

(2)第2年次第1学期終了時における履修制限 (上記①)

第2年次第1学期終了時までに、以下の2つの条件を満たしていない場合、第2年次第2学期以降に配当されている学部開設科目の履修を制限する。

【条件1】 既修外国語の卒業要件単位数6単位のうち、3単位以上を修得していること。
【条件2】 主題科目、大学入門ゼミ、情報リテラシー、学問基礎科目、健康・スポーツ実技、高度教養教育科目・広範教養教育科目、初修外国語の卒業要件単位数26単位のうち、18単位以上を修得していること。

履修制限と制限解除
第2年次第2学期に配当されている専門科目は、10単位を超えて履修することができない。
第2年次第2学期終了時に再び審査し、上記の進級条件を満たしている場合には、履修制限を解除する。
第2年次第2学期終了時に進級条件をクリアしていない場合には、第3年次第1学期に配当されている専門科目について、10単位を超えて履修することができない。
第3年次第1学期終了時に同様の審査と履修制限・解除を行う。以後、各学期終了時に同様の処置を行う。

(3)卒業研究着手の制限(上記②)

第3年次第1学期終了時までに、以下の3つの条件を満たしていない場合、第3年次第2学期からの卒業研究着手(研究室配属)を認めない。

【条件1】 全学共通科目の卒業要件単位数32単位のうち、30単位以上を修得していること。
【条件2】 学部開設科目の卒業要件単位数96単位のうち、54単位以上を修得していること。
【条件3】 学科ごとに定める以下の「学部開設科目」を修得していること。
               ※ただし、編入生の場合は、1年次第2学期配当科目を含めない。

学科名 条  件
安全システム建設工学科 ・第2年次第1学期までに配当されている全ての必修科目
(ただし、1科目の未修得は認める。)
電子・情報工学科
・第2年次第1学期までに配当されているすべての必修科目及び
電子・情報工学科概論Ⅱ
・所属するコースで定められている科目
  [情報環境コース]
    電子・情報工学プログラミング、コンテンツ編集、情報数学、計算機入門Ⅰ、
  情報環境実験Ⅰ
  [電子情報通信コース]
    微分・積分、フーリエ解析、電子情報通信実験Ⅰ
ただし、電子・情報工学科概論Ⅱ、情報環境実験Ⅰ、電子情報通信実験Ⅰを除く、
1科目の未修得は認める。
知能機械システム工学科 ・第2年次第1学期までに配当されているすべての必修科目
(ただし、
知能機械実験・実習Ⅰ、知能機械実験・実習Ⅱを除く、2科目の未修得は認める。)
材料創造工学科

・第2年次第1学期までの必修科目(16科目)のうち8科目以上
・材料創造工学実験Ⅱ、材料創造工学実験Ⅲ、材料創造工学演習Ⅰ、材料創造工学演習Ⅱ

 
制限解除: 1年後に再び審査し、上記3つの条件が満たされた場合に、卒業研究着手(研究室配属)が認められる。

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