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【報告】香川大学全学FD「問題解決のデザイン:デザイン思考能力を育成するアクティブラーニングのススメ」を開催しました。

2017年9月21日(木)、香川大学にて、全学FD*として、「問題解決のデザイン:デザイン思考能力を育成するアクティブラーニングのススメ」を開催しました。

社会や地域では新たな価値創造によるイノベーションが求められており、近年、ビジネスなど様々な分野において、人々の潜在的ニーズへの共感による課題発見から、アイデア創出、プロトタイプ、検証というサイクルを経て、思いもよらない新たな価値を提供する「デザイン思考」が注目されています。
本学においても、課題発見・課題解決型授業の拡充等に取り組んできましたが、これらの教育改革をいっそう加速させるため、創造工学部の設置を契機とするデザイン思考教育の全学波及によって、本学は新たな価値創造を担う人材育成を全学的に推進します。

これに先立ち、本学においてデザイン思考教育の理解と普及促進を図るために、その先駆けであるi.schoolエグゼクティブ・ディレクターの 堀井 秀之 先生を講師にお招きし、全学FDを開催しました。i.schoolにおける取り組みを紹介いただくとともに、デザイン思考を用いたアクティブラーニング型授業のメソッド等についてお話しいただきました。

堀井先生のご講演は、多くの事例紹介の中で、実際に起こったハプニングや堀井先生ご自身が感じたことも交えてお話いただき、ユーモアと臨場感にあふれた内容でした。全学から多くの教職員が参加し、短い時間の中で教職員からの質問も多く、活発な意見交換が行われました。
豊富な経験に裏打ちされたメソッドを学ぶ大変貴重な機会となり、教職員一同の一層の意識の高まりを感じられるFDとなりました。

*FDとは・・・ファカルティ・ディベロプメント (Faculty Development)、教員が授業内容・方法を改善し向上させるための組織的な取組の総称。その意味するところは極めて広範にわたるが、具体的な例としては、教員相互の授業参観の実施、授業方法についての研究会の開催、新任教員のための研修会の開催などを挙げることができる。

チラシ画像.png
▲FDチラシ/クリックでPDFが開きます。(PDF:179KB)



----- 2017年9月21日 全学FDの様子 -----