機構長挨拶

  「危機」という単語を調べると、「安全、経済、政治、社会、環境等の面で、個人、組織、コミュニティ、もしくは社会全体に対して不安定かつ危険な状況をもたらす、もしくはもたらしかねない突発的な出来事」と定義されています。最近では、北朝鮮による核開発や弾道ミサイルの発射等の報道も多いことから、「危機」という単語を耳にする機会も多いのではないかと思います。
 この「危機」に対して、事前あるいは事後に対策を講じることが、いわゆる「危機管理」ですが、これも一度対策を講じたら終了というものではありません。政治、経済、市場、社会情勢、環境、さらには自然現象さえも固定化したものではなく、時間とともに変化していくため、その時代にあった最善の策を考え、対応していくことが求められています。それには、的確かつ最善な危機管理が実践できる人材や、先駆的かつ大胆な研究開発が求められますが、香川大学の「四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構」では、「危機管理先端教育研究センター」と「地域強靱化研究センター」という2つのセンターにおいて、先端教育プログラム開発やそれを活用した高度な人材育成の実施、さらに最先端のレジリエンスサイエンス(減災科学)研究を実践し、様々な角度から各種ニーズに対応しています。
 「四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構」では、人材輩出と研究開発成果の普及だけでなく、四国の災害対応拠点である香川県における防災・減災教育研究拠点としての機能強化を図っていく所存ですので、今後ともご支援ならびにご協力を賜りますようお願い申し上げます。

香川大学 四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構 機構長
吉田 秀典

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