医学部医学科

早期医学・専門基礎科目 
1-2010_0609_143457-DSC_0203.jpg 早期医学では、入学間もない学生に医学・医療と触れる機会を提供し、その後医学を学んで行く精神的な礎を築く手助けをします。並行して、医科学を学ぶに当たって必要不可欠な自然科学(生物学、化学、および物理学)の基礎・応用を学び、実習を行います。また、実験結果等を検討するための数学および統計学もこの時期に学んでいただきます。さらに、コミュニケーションスキルなど医師としてのプロフェッショナリズムを身に付けていただくために、学外講師もお招きして、講義・実習などユニークなプログラムを提供します。将来医療に携わる職業人として、心理学を学ぶことは不可欠で、思考がまだ柔軟なこの時期に医療に必要な心理学を修得していただきます。 ○医学概論 ○早期体験学習 ○医療プロフェッショナリズムの実践Ⅰ、Ⅱ ○早期医学実習
○医用物理学 ○医用化学Ⅰ,Ⅱ ○医科生物学 ○細胞生物学 ○自然科学実習 ○微分積分学 ○医用統計学 ○分子遺伝学 ○分子生物学 ○医療心理学
基礎医学・社会医学 
医学部・基礎医学 基礎医学では、医学を学ぶ上での基礎となる人体の正常な構造や機能、病気の成り立ちなどについて学びます。また、社会医学では社会や環境と健康との関わりについて学習します。それぞれの科目には実習があり、講義で得た知識を実習でさらに深めていきます。基礎医学・社会医学で習得する医学的知識は、将来医師として活躍していく上での基盤となります。 ○解剖学 ○生理学 ○生化学 ○内分泌学 ○病理学 ○免疫学 ○薬理学 ○生理・薬理実習 ○微生物学 ○医動物学
○衛生学 ○公衆衛生学 ○法医学
統合講義 
医学部・統合講義 統合型カリキュラムにより、器官・機能系統別の病気について、病因、病態、診断、治療を体系的に学び、臨床医学専門分野の知識を修得していきます。学習の効率を 上げるために、必要に応じて基礎医学的知識を復習し、次いで臨床医学の講義や実習を行うというように工夫した教育カリキュラムにしています。後述するチュートリアル教育や、臨床手技を学ぶためのシミュレーター実習をスキルスラボを利用してこの期間に行います。 全国共通の共用試験(医学的知識および診察手技の試験)に合格した学生には、"Student Doctor"の称号が与えられ、これが臨床実習に臨む資格となります。 『チュートリアル教育』
与えられた課題に対して、学生が自ら考えて問題点を抽出したうえで、それを自ら解決するプロセスを学習する教育スタイルです。従来の、受動的な教育方法ではなく、能動的教育ともいえます。チューターとしての教員は、問題解決のための介添え役であり、主体はあくまでも 学生自身です。さらに、少人数での教育であるため、学習意欲を向上させることが可能となります。 ○臨床総論講義○症候論 ○消化器ユニット ○循環器ユニット ○呼吸器ユニット ○腎泌尿器ユニット ○小児科ユニット ○神経筋骨格ユニット ○精神神経ユニット ○生殖ユニット ○内分泌代謝ユニット ○血液系ユニット ○ アレルギー膠原病ユニット ○皮膚感覚系ユニット ○麻酔・救急ユニット ○感染症ユニット ○放射線ユニット ○課題実習
臨床医学 
医学部・臨床医学 基礎医学と統合講義で学んだ知識をもとに、全ての病気について、原因から治療まで系統立てて学びます。臨床医学でも基礎医学同様、実習があります。附属病院や関連教育病院などで、診療チームの一員としてベッドサイドで患者さんから直接学び、教科書や講義で得た知識を深めると同時に医師としてのマナーや基本的手技などを学びます。

○医学実習Ⅰ ○内科学 ○小児科学 ○精神神経医学 ○皮膚科学 ○放射線科学 ○放射線腫瘍学 ○外科学 ○脳神経外科学 ○整形外科学 ○形成外科学 ○泌尿器科学 ○眼科学 ○耳鼻咽喉科学 ○周産期学産婦人科学 ○小児外科学 ○麻酔学 ○救急災害医学 ○歯科口腔外科学 ○臨床検査医学 ○総合診療医学 ○地域医療学 ○児童精神医学 ○漢方医学 ○臨床病理検討会 ○医療管理学・診断学 ○医学実習Ⅱ ○医療総合講義

医学部看護学科

講義/グループワーク 
医学部・講義 看護の発展に寄与するために必要な理論と実践を同時に身に付けることができるよう、専任の教員が中心となり、責任を持って良質な講義を提供しています。その内容は広く人間・社会を理解するために必要な基礎的知識を提供するものから、医療・看護に関する専門的体系的講義など多彩です。時には附属病院で実際に診療にあたっている医師や専門看護師,認定看護師として活躍しているナースから講義を受けることもあり、最新の内容から、より実践的な学びができるようにしています。医学部が附属病院に隣接しているメリットを最大限に生かし、教員と学生の距離を近づけた学習環境を提供しています。 看護学科では、一般的な講義だけでなく、学生自身の主体的な学習への取り組みや学習意欲の向上を図るために、テーマに沿ってグループで学習を進めていく「グループワーク」を積極的に取り入れています。グループワークにより、自ら課題に取り組み解決していく「問題解決能力」を育み、看護職者として必要なスキルとして、相手の意見を聞くことや自分の意見をまとめ、発言する等のコミュニケーション能力の向上をめざします。
学内演習 
_P2A0296-1.jpg 看護職として必要な臨床実践能力を身につけるために、(1)情報の収集、(2)的確なアセスメントによる問題の明確化、(3)安全・安楽を考慮した、対象に応じた看護ケアの実施、(4)評価、という一連の問題解決能力の向上をめざし、学内で実習や演習を行っています。特に看護技術の演習においては、様々な高度シミュレーターを活用して、科学的根拠に基づいた看護技術の演習を行います。また、複数教員による指導体制により、少人数で学習することができ、より学びを深めることができます。さらに繰り返し演習することによって、確実な技術を身につけることができます。
医学部附属病院での臨地実習 
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臨地実習の多くは、医学部附属病院で行います。附属病院は19診療科・中央診療部・特殊診療部門ならびに外来部門を備えた613床の総合病院であり、全ての診療領域に専門医や認定医のエキスパートが在籍しています。看護部では、専門看護師や認定看護師が多数活躍しており、安全で質の高い医療・看護を提供しています。このように恵まれた環境における実習によって、高度医療に対応できる実践力を身につけることができます。 臨地実習体験を質の高い学びとするために、開学以来、附属病院看護部と看護学科は密に連携しています。実習指導では、学科の教員はもちろんのこと、熟練した知識・技術を持つ看護師が臨床教授・臨床准教授に任命され、学生の実習全体をサポートしています。また、各病棟には複数の臨地実習指導者が配置されており、きめ細やかな実習指導にあたっています。 附属病院は医学部と同敷地内にあることから、学内の学びと病院での経験を柔軟にアレンジして、効果的に学ぶことができます。日常の学生生活を送っている環境で、実習に集中することができ、また、図書館や自習室などの利用と合わせて、さらに効果的な学習につなげることができます。
臨地実習(在宅) 
P10000134_2.jpg 在宅看護学実習では、居宅で療養している方を対象にした看護実践を学びます。在宅看護の特徴を最もよく表す訪問看護事業所で実習を行います。1事業所に2~3人ずつ学生が配置され、訪問看護師1人に学生1人というマンツーマン指導体制で、実習指導を受けることができます。
保健師課程、臨地実習(地域)
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市町実習で母親を対象に健康教育を実施
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保健所の健康危機管理(感染症対応)実習での
予防衣を試着


保健師資格を希望する学生は、2年次末の選考を経て、保健師課程で所定の単位を取得します。その単位のうち5単位を公衆衛生看護学実習として、地域の健康の保持増進のための保健師活動を予防の視点から学びます。前半の基礎実習では、県内の保健所で公衆衛生と健康危機管理の基盤を、企業では労働者への安全衛生と産業保健師活動について学びます。その後、公衆衛生看護学実習として、県内の保健センター・地域包括支援センターなどで2人1組の少人数グループに分かれて実習を行います。後半の実習では、地域看護診断から地域の健康課題を抽出し、また家庭訪問、保健事業への参加、健康教育の実施を通して、その課題を解決するための具体的な支援方法について体験しつつ学んでいきます。
養護教諭課程、教育実習 
_2.jpg 養護教諭一種免許状の取得および教員採用試験を受験し教職をめざす学生さんは、2年生から教職科目を教育学部で受講し、看護師免許課程科目以外の養護の科目を医学部看護学科で受講します。4年生には、基礎養護実習の後、授業づくりや学級経営、保健室経営などを実地にて学ぶ教育実習があります。教育実習は、香川大学教育学部附属小・中学校などで他の教科の学生さんと共に行います。教育実習の後、教員活動の具体的な実施方法を学習する教職実践演習を他学部生と合流して受講します。4年生の夏には、教員採用試験があります。難関ですが、教員として就職するにはこれをクリアする必要があります。そのために2~3年生の段階から、教員採用試験対策を準備していきます。
看護探求科目 
  看護探究科目とは、保健師課程あるいは養護教諭課程を選択していない学生に対して開講する科目群です。この科目は、4年生で履修することができる科目です。
看護探究科目には「高度実践看護学」と「がん・緩和ケア看護学」の2つの科目群があります。看護学生が卒業して臨床現場で働き始めた時に、臨床現場の看護に戸惑わないことを目的とし、大学での看護基礎教育と臨床現場での看護卒後教育の橋渡し科目として位置づけています。 「高度実践科目群」には、「臨床高度実践技術論」と「クリティカルケア看護論」の2つの科目があります。「臨床高度実践技術論」では主に臨床現場で経験することの多い高度な知識と技術が求められるケア方法を学びます。それらの知識と技術を踏まえ「クリティカルケア看護論」では附属病院の救命救急ICUで重篤な状態にある患者に対する集中ケアの知識と技術を学びます。これらの科目は、豊富な医学・看護学用シミュレーターを備えたスキルスラボを使用したり、附属病院で活躍しているエキスパート看護師や看護スタッフの講師陣から演習を受けたりすることができます。 「がん・緩和ケア看護学」には、「がん・緩和ケア論」と「スピリチュアルケア論」の2つの科目があります。「がん・緩和ケア論」ではがん・緩和ケアを受ける患者・家族に対するケア方法を学びます。講義・演習・見学実習時には、附属病院で、がん専門看護師や、緩和ケア認定看護師等として実践されている方々からご指導頂きます。また、「スピリチュアルケア論」では、「生」と「死」にどのように向きあうかを考え、「人間の尊厳」について理解を深めていきます。

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