教育理念

香川大学教育学部は、香川師範学校・香川青年師範学校を母体に、1949年に香川大学学芸学部として発足し、1966年に教育学部と改称され今日に至っており、卒業生は、広く教育界で活躍しています。
今日の学校教育の現場には、急激な社会の変化の中で、教科に関する新しい学力をどのようにつけるか、子どもたち一人一人の自己実現をどのように支援できるかなど、人間形成に関するきわめて重要で魅力的な課題があります。また急速な少子・高齢化、情報化社会の進展、切実さを増す環境問題、多文化社会における共生の在り方などの問題は、生涯にわたる教育の必要性と新たな教育的課題を生み出しています。このような教育に関する課題に柔軟かつ積極的に対処できるように、現在、教育学部では「人間の発達・形成に関する教育研究を基礎に、教育に関する総合的な教育研究を行い、教育実践力を有する学校教育教員及び広く教育界で活躍できる人材を養成する」ことを学部目的として定めています。
長い歴史の中でつちかってきた豊富な教育研究の成果を背景に、新しい時代の要請に応えようとするのが、教育学部の理念です。

教育目標

教育学部では、学校教育教員養成課程と人間発達環境課程の二つの課程を設置し、学校教員・教育者としての総合的な資質・能力及び教育実践力の育成を目指しています。
学校教育教員養成課程では、豊かな人間性と教職への強い使命感をもつとともに、社会の変化やニーズを適切に踏まえ、学校教育が抱えるさまざまな現代的教育課題に協働して対処することのできる、専門的知識と実践的指導力を備えた教員を養成します。
また、人間発達環境課程では、人間の生涯にわたる発達と人間を取り巻く環境に関する様々な問題を総合的に探求し、国際化、情報化、少子・高齢化の進む生涯学習社会を支えることのできる人材を養成します。

教育内容

教育学部では、学部の教育目標に沿った4年間一貫教育を行っています。
教育学部のカリキュラムの特徴は、実践的に学ぶことを重視していることです。学校教育教員養成課程においては、附属学校・園などでの教科や教科外活動の指導経験等、また人間発達環境課程においては、生涯学習現場での体験等を含んだ実践的科目が配置され、講義系科目と有機的に関連づけられています。そして、このような実地教育機会を持つ中でそれぞれの課題を発見し、解決する能力の育成を目指しています。
大学4年間に実践を通して学び、それぞれの目標に向かって資質・能力を向上させていくには、目標に合致した一貫した学習環境を背景に、自分自身の「やる気」を持つことが非常に重要です。

求める学生像

教育学部では、以下のような資質を持つ学生を求めています。
(1) 知識・理解・技能
① 高等学校における各教科の学習の基礎が達成されていること
② 得意な教科を持っていること
(2) 思考・判断・表現
理解力・着想力・思考力及び文章表現上の諸能力など、論述の能力を持っていること
(3) 関心・意欲
① 学校教育や生涯学習に関心を持っていること
② 創造的な探求心と勉学意欲を持っていること
③ 学校教育教員養成課程においては、ボランティア活動や学校内外での諸活動で教育に関する何らかの実践を経験するなど、子どもの理解と教育に携わる意欲を持っていること
④ 人間発達環境課程においては、人間とは何かを考え、人間を取り巻く環境や生涯学習、あるいは世界の言語・文化・社会に関心を持ち、これらに関連した分野で社会に貢献する意欲を持っていること
(4) 態度
様々な課題にチャレンジする積極性を持ち、経験の積み重ねを通して将来へのビジョンの構築に努めていくこと

選抜方法の趣旨

教育学部の入学者選抜には、一般入試、特別選抜及び編入学があります。それぞれの選抜の趣旨に従って、多様な観点から受験生の学力や資質を評価し、「求める学生像」にふさわしい学生を選抜します。

○一般入試
一般入試では、高等学校での教科面における学習の達成度をみるため、大学入試センター試験については5教科7科目又は6教科7科目を課しています。個別学力検査については、次のとおりです。
・前期日程
学校教育教員養成課程では、個別学力検査は1教科を課しており、受験する教科によってA系(国語又は英語)、B系(数学又は理科)、C系(実技:音楽、美術又は保健体育)の三つの系を設けています。なお、この三つの系は、2年次からのコース・領域の選択とは関係しません。人間発達環境課程では、課程一括で募集しており、個別学力検査は、国語、英語、数学、理科から1科目選択です。
・後期日程
後期日程では、いずれの課程でも小論文が課せられ、大学生に求められる資質としての論述の能力(理解力、着想力、思考力及び文章表現上の諸能力など)を総合的に評価します。

○特別選抜
・推薦入試
高等学校を卒業見込み又は高等専門学校の第3学年を修了見込みであり、学校長の推薦があり、入学を確約できる人を対象にしています。選抜においては、大学入試センター試験は課さず、小論文及び面接を課すとともに、志望する区分によっては口頭試問又は実技検査を行います。(出願資格の詳細等は「推薦入試学生募集要項」を参照してください)小論文は、大学生の資質として求められる論述の能力を、読解力や表現力などの基礎的能力に重点を置きながら総合的に評価します。
面接においては、大学生としての資質、創造的な探求心や勉学意欲、人間性、広く教育界での活躍をめざす者としての適性などの観点から面接します。口頭試問、実技検査においては、それぞれの教科の基礎的な知識や技能をみるために行います。
・私費外国人留学生入試
外国において所定の教育を修了又は修了見込みの人で、教育学部の授業を理解できる日本語能力を有する外国人を対象とします。(出願資格の詳細等は、「私費外国人留学生入試学生募集要項」を参照してください)面接及び提出された書類を審査し、その結果を総合して選抜します。なお、学校教育教員養成課程教科教育コースの音楽・美術・保健体育の各領域を志望する場合は、面接に実技検査を含みます。

○編入学
主に、短期大学や高等専門学校を卒業した人、他の大学を卒業又は2年以上在学している人、専修学校の専門課程のうち文部科学大臣が定める所定の基準を満たすものを修了した人、外国において学校教育における14年以上の課程を修了又は修了見込みの人を対象とします。(出願資格の詳細等は「編入学学生募集要項」を参照してください)論述試験(筆記試験)と面接を行い、提出された書類を審査し、その結果を総合して選抜します。論述試験では、志望する課程・コース・領域に関連した問題が出題されます。面接では、専門的素養も問われます。

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