■第201号もくじ
 ◇香川大学イベントカレンダー
 ◇学長閑話
 ◇あつあつ釜あげニュース
 ◇カダイ・ラボ・・経済学部
 ◇学生VOICE
 チームKU(くぅ)について
 ◇大学フォト

 
□・・・・香川大学イベントカレンダー・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ▽香川大学イベントカレンダー(9月)
  http://www.kagawa-u.ac.jp/event_calendar/index201509.html
 ▽香川大学イベントカレンダー(10月)
  http://www.kagawa-u.ac.jp/event_calendar/index201510.html

◆◇◆◇◆◇⇒《学長閑話》

大学の外に出て学ぶという事(3) ・・・・・・ 香川大学 学長 長尾 省吾

 これまで外国留学によって学生がいかに視野を広げ新しい価値観を得て、自身が
成長し、他者に影響を与えるのか私の期待も含めて書いてきた。
 
 留学するという事は、もう一つ重要な側面を持つと思う。それは日本のここ香川
の地で毎日生活し学修していた環境を、外から改めて見直す機会を与えられるとい
う事である。例えば、生命の維持に欠かせない“水”一つをとってみても、東南ア
ジアでは飲用に適さないのが普通であり、水道水をそのまま美味しく飲めるという
事に感動すら覚えるはずである。アメリカの水は場所にもよるが、硬水で沸かすと
表面に薄い膜が浮かび味も日本のそれではない。このほかにも、高い公共安全、正
確で整然とした主要交通機関、快適な住環境、世界で認められたおいしい日本食等、
いくらでも挙げることができる。そして、よく言われている日本人の他者をいたわ
り、思いやる精神、物事に正確で几帳面、完璧を期す心等・・、外国の方々がうら
やむ精神性が育まれ受け継がれている事にも気付かされるであろう。
 
 すなわち、意識しなかったわが郷土に思いをはせる機会になり、この日本を見直
し、より良い国へと思いが至ると思うのである。


・・・・・あつあつ釜あげニュース・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ▼帰国留学生ネットワーク中国支部第4回総会の開催
  http://www.kagawa-u.ac.jp/topics/international/41/
 ▼学放送部(KBC)が「ゆう活」退勤放送を作成
  http://www.kagawa-u.ac.jp/topics/student/kbc/
 ▼第50回さぬき高松まつり総おどりに参加
  http://www.kagawa-u.ac.jp/topics/area/16225/
 ▼高校生対象 夏の体験授業を実施
  http://www.kagawa-u.ac.jp/topics/education/16218/
 ▼「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会
  連携大学地域巡回フォーラムin香川」を開催
  http://www.kagawa-u.ac.jp/topics/event/16206/
 ▼平成27年度「県政について話そう」知事意見交換会を開催
  http://www.kagawa-u.ac.jp/topics/area/27/
 ▼テキサスA&M大学コマース校 グローバルプログラム
  事務局長がインターナショナルオフィス長を表敬訪問
  http://www.kagawa-u.ac.jp/topics/international/m/
 ▼香大生がつくるラジオ番組が3年目に突入
  http://www.kagawa-u.ac.jp/topics/area/16193/
 ▼第16回「学長と話そう」-新入生との懇談-の開催
  http://www.kagawa-u.ac.jp/topics/event/16177/
 ▼経済学部 地元再発見の旅第12弾「またたびのしまたびツアーin粟島」を開催
  http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/blog/2015/08/0825.html
 ▼経済学部 チェンマイ大学の短期留学生と豊島を訪問
  http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/blog/2015/07/20150727.html
 ▼経済学部 第25回なえどこ夜教室「「元気な香川県づくり」
  の「空の玄関」にふさわしい高松空港を目指して」を開催
  http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/blog/2015/07/20150728.html
 ▼医学部 第36回 香川大学医学部祭開催(H27.10.9~10.11)
  http://www.med.kagawa-u.ac.jp/topics/event/h27-10-910-11/
 ▼医学部 高校生のサイエンスキャンプを開催
  http://www.med.kagawa-u.ac.jp/articles/000/000/975/

 ▽今月の大学訪問
  http://www.kagawa-u.ac.jp/admission/briefing/visit/


◆◇◆◇◆◇⇒《カダイ・ラボ》

                         ・・・・・・ 宮﨑 浩一

 私の専門としているマクロ経済学は、ミクロ経済学と並んで近代経済学の二本柱
の一つであり、国レベルの経済活動を分析対象としています。そこで一国の経済が
どのような状態になっているのかを把握するために欠かせないものが、経済データ
です。我々経済学者は経済データを眺めて研究のインスピレーションをもらったり、
データ自体を用いて研究を行ったりします。このコラムでは、最近頻繁に登場する
経済データで、個人的に面白いと感じたことを紹介したいと思います。

 「日本は長い間、デフレ下にある」というような言葉を聞いたことはありません
か?「デフレ」というのは、物の値段が下がり続けている状態です(この逆を「イ
ンフレ」と呼びます)。日本はバブルが弾けた1990年代半ばから物の値段が下がり
続けています。物の値段が落ち続けることは国の経済にとって好ましくありません。
そこで、日本の中央銀行である日本銀行は、貨幣をたくさん発行して物の値段を上
げようとしています。

 さて、ここで書いている「物の値段」は正式には「物価」と呼ばれ、ある特定の
製品の値段を指すのではなく、全体的な物の値段を表します。特に「消費者物価指
数」と呼ばれる経済データは我々の生活に非常に重要です。この消費者物価指数を
測る際に重要な役割を果たすのが、「一般的な消費者が消費する製品やサービスか
らなるバスケット」です。このバスケットの購入にかかる費用を毎年計算して物価
が上がったのか、下がったのかといった判断をします。では、このバスケットはど
のようにして作成されるのでしょうか?

 このバスケットは、全国のおよそ9000世帯につけてもらった家計簿から支出が多
いものを選んで構成されており、総務省により5年ごとに更新されます。この更新
が必要な理由は、時代とともに「一般的な消費者が消費する製品やサービス」は変
化するからです。つい先日もバスケットの入れ替えが行われ、その内容が7月18日
の朝日新聞で紹介されていました。何がバスケットから排除され、何が加えられた
かを追うことで、当時の経済状況や世相が見えてきます。例えば、高度成長期と呼
ばれた1960年代から70年代初頭にかけて、テレビや冷蔵庫、ルームクーラーがバス
ケットに加えられています。一般家庭にもこれらの電化製品が普通に登場し、国民
生活が向上していたことを表しています。近年では、少子高齢化を反映するような
動きがありました。2000年には通所介護料が、2010年には大人用紙おむつがバスケ
ットに加えられました。今年の案によると、補聴器が加えられ、そしてお子様ラン
チが外されるようです。さて、次回の2020年にはどのような物やサービスがバスケ
ットに加えられ、外されるのでしょうか?日本の未来を想像しながら、予想してみ
るのも楽しいのではないでしょうか?

 

宮﨑先生のプロフィールを大学フォト内に掲載していますので、ご覧ください。


◆◇◆◇◆◇⇒《学生VOICE》

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 今月は、学生広報企画委員会「チームKU(くぅ)」代表の藤川さんとメンバーの
東さんに広報誌「カダイ。(かだいまる)」のことなどをかいていただきました!

Twitterあります。「チームKU」で検索!
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                   ・・・・・ 法学部4年 藤川 義矩

 こんにちは!チームKU代表の藤川です。チームKUのメンバーは、僕も含めほとん
どが今年始めて入った人たちです。そのような中で活動してもう半年が経ちました。
はじめは右も左もわからず手探りの状態でしたが、メンバー一同協力した結果、つ
いにカダイ。vol.15を完成させることができました。

 僕たちメンバーにとってはこれが初めての発行であり、作成するまでに色々と大
変なことがありました。しかし、メンバーみんながそれぞれ積極的に発言してくれ
たり、アイデアを出してくれたりしたおかげで乗り越えることができました。それ
は、チームKUがとても和気あいあいとしており、みんなが楽しい雰囲気の中で取り
組んでいるからだと思います。

 チームKUはいつもみんなで楽しく活動しています。カダイ。や、この記事を読ん
で、僕たちの活動に少しでも興味をもっていただけると嬉しいです!


                   ・・・・・ 法学部3年 東 祐太朗

私たちチームKUは、学生生活支援グループと連携して、香川大学の広報誌「カダ
イ。(かだい まる)」を作成しています。

 チームKUは今年の春に大きく変わりました。今までは、現在の4年生6人でやっ
ていましたが、4月になって1年生6人を含む11人が新たに入ってくれました!そし
て、新入生のエネルギー全開で取材し、『カダイ。』を作成しています。そして、
8月にようやく第1弾が完成しました!今回は主に高校生に向けて作成しました!
香川大学はこんなにも楽しいところなんだ!こんなにも面白い人がいるんだ!と
いうことが伝われば、私たちも大変嬉しいです。そうした高校生が将来香川大学
に入学し、学生生活を共にすることが出来れば幸せに思います。

 また、チームKUでは自分が所属しているサークル、プロジェクト、バイト等を
みんなに知ってもらいたいという方をいつでもお待ちしております!チームKUが
取材に行きますので、TwitterやGmailにご連絡下さい!

 

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◆◇◆◇◆◇⇒《大学フォト》
今月はオープンキャンパスの様子を特集でお届けします。
                                          
 http://www.kagawa-u.ac.jp/faculty/centers/pro/20144/20158/ 


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  9月はメールマガジンをお休みさせて頂きます。
  次回「香川大学メールマガジン」の発行は10月26日(月)です。

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『香川大学メールマガジン』(毎月1回 最終週月曜日発行)
 ・配信中止・配信変更・バックナンバーの閲覧及び、本誌ならびに香川大学
  に関するご意見、ご要望は、以下のホームページからお願いします。
  http://www.kagawa-u.ac.jp/faculty/centers/pro/mailmagazine/
 ・編集/発行:香川大学広報室 〒760-8521 高松市幸町1-1