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文部科学省
産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業

■2013年 活動報告

§1 正課課目による知識教育

正課科目 主題A授業

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主題A「人生とキャリア」の一環として「市民としての責任感」を育成することを目的とした授業が行われています。全12科目の主題Aの中で、それぞれの教員が担当授業に最も適した形で「市民としての責任感」について教授しています。左記の写真は、藤本佳奈助教(キャリア支援センター)による講義「マナーとルールについて考える」の様子です。受講生たちは、マナーとルールを軸に、市民としての責任ある行動とは何か、今一度考えることができたのではないでしょうか。

§2 正課外講座によるスキル教育

平成25年5月14日 『講座①自分のコミュニケーションの特徴を知る』

DSCN2410.JPG平成25年5月14日(火)、講座①『自分のコミュニケーションの特徴を知る』が開講されました。
講師は、藤本佳奈助教(教育・学生支援機構)に担当いただきました。
講座では、情報伝達ゲームを通じてコミュニケーションを行う上で必要となる事柄について話合いました。また、より良いコミュニケーションを行うには、情報を一方的に伝えるワンウェイではなく、お互いに確認しあうツーウェイで行うことが重要であることを学びました。受講生は今回の講座を通して、自身のコミュニケーションの特徴を客観的に知ることができたのではないでしょうか。講座で、学んだことを日常生活に活かしていって欲しいものです。

平成25年5月21日 『講座② 「質問する力」を学ぶ』

DSCN2431.JPG平成25年5月21日(火)、講座② 『 「質問する力」を学ぶ』が開講されました。
講師は、山本珠美准教授(生涯学習教育研究センター)に担当いただきました。
講座では、いくつかのワークを行いながら「質問する力」を学んでいきました。ひとつ目のワークは、人のプレゼンテーションを聴き、それに対する質問を考えるというものです。ふたつ目は、パンフレットに掲載された内容から、質問項目を考えるというものです。最後のワークは、受講生のプレゼンテーションを聴きながらそれに対する質問を考え、プレゼンテーション終了後時間をおかずに即質問するというものです。後半ふたつのワークは新聞記者になったつもりで行いました。一連のワークを通じて、受講生は、「質問する」ということは「難しい内容」や「鋭い質問」を考えるだけではなく、「話し手にもっと楽しく話してもらいたい」という質問をすることも大切だと感じることができたのではないでしょうか。本講座で体験した、知りたい・聴きたい!という想いを授業など、日常の活動にも活かしてもらいたいです。

平成25年5月28日 『講座③論理的思考のポイントを学ぶ』

DSCN2498.JPG平成25年5月28日(火)、講座③『論理的思考のポイントを学ぶ』が開講されました。
佐藤慶太講師(大学教育開発センター)に担当いただきました。
この講座では、論理的思考の重要性、論理的思考法のポイント(メッセージの3要件、根拠づけの基本法、根拠づけをチェック方法)を学びました。講座の中では、チーム全員に課題が与えられ、論理的な説得を行う練習をしました。また、チームごとに特色のある説得内容に盛り上がりました。この講座を通して、自分の伝えたいことを相手に納得してもらうためには、論理的に思考することが重要であることを学びました。

平成25年6月2日 『講座④自己理解・他者理解の視点を学ぶ』

IMG_0584 - コピー.JPG平成25年6月2日(日)、講座④ 『自己理解・他者理解の視点を学ぶ』が開講されました。
講師は、杉本洋一客員教授(キャリア支援センター)に担当いただきました。
正課外という位置づけですが、十分な講義時間を確保するため、今回は日曜日に実施しました。休日にもかかわらず各学部、各学年から参加動機の明確な学生9人が参加しました。研修内容は、前半が講義、後半がグループ演習で、ユング心理学をベースにしたMBTIに基づく知識とフレームワークを学ぶものでした。参加者は、約半日の研修を、楽しく、そして、知的興奮を感じながら和気藹々と、そして充実して過ごした様子でした。

平成25年6月4日 『講座⑤異文化コミュニケーションを学ぶ』

IMG_0594.JPG平成25年6月4日(火)、講座⑤ 『 異文化コミュニケーションを学ぶ』が開講されました。
講師は、正楽藍講師(インターナショナルオフィス)に担当いただきました。
今回の講座は、デキル大学生になろう!の受講生が、高学年向け教養科目の「Study Abroad」の授業に参加するという形式で行いました。講座では、まず「文化」「カルチャーショック」について、講師から説明いただきました。その後、日本に来ている留学生に日本(人)を理解してもらうためにはどうしたらよいかという観点から日本人のコミュニケーションの特性についてグループで話し合い、発表を行いました。この講座をきっかけに、異文化に目を向けてグローバルな人材へと成長して欲しいとおもいます。

平成25年6月11日 『講座⑥人を活かすコミュニケーションを学ぶ』

DSCN2535.JPG平成25年6月11日(火)、講座⑥ 『 人を活かすコミュニケーションを学ぶ』が開
講されました。
講師は、清國祐二教授(生涯学習教育研究センター)に担当いただきま した。講座では、人を活かすコミュニケーションのあり方についてファシリテーションを中心に考えました。受講生は、ファシリテーターに求められる役割や 手法について学ぶとともに、ランキングをつける実習において、意思決定を行うには、順位付けや、少数の意見を大事にすることを学びました。今回の講座をきっかけに、人を活かす視点を持ち、能動的に働きかけができる人になって欲しいです。

平成25年6月18日 『講座⑦上手に伝えて、自分を活かす表現方法を学ぶ』

DSCN2542.JPG平成25年6月18日(火)、講座⑦ 『上手に伝えて、自分を活かす表現方法を学ぶ』が開講されました。
講師は、山崎裕正准教授(アドミッションセンター)に担当いただきま した。
講座では、コンセプトを重視したプレゼンテーションの方法を学び、実際に「自分自身」や「サークル活動」についてプレゼンしました。その上で、再現性のあるエピソードのプレゼンの仕方について教示をいただきました。まだ、自分自身の将来像を見出すことは難しいでしょうが、今回学んだポイン トを押さえ、学生生活や就職活動などの場面で、効果的に自分をアピールしていってほしいです。

平成25年6月27日 『講座⑧チームで働くためのコミュニケーションを学ぶ』

DSCN2576.JPG平成25年6月27日(木)、講座⑧『 チームで働くためのコミュニケーションを学ぶ』が開講されました。
講師は、葛城浩一准教授(大学教育開発センター)に担当いただきま した。
講座では、アイスブレイクを通して計画を立てる重要性を学び、その後ブロックを使用したミッションを行いました。ミッションは完成に至りませんでしたが、その後の反省の中で、チームで働く際に必用なコミュニケーション―、役割分担、目的・目標の共有、作業の段取り等―について考えることができました。少人数でのミッション遂行だったため、より効率的な チームプレイが求められ、難しかったと思います。本講座で学んだことを、これからの大学生活、さらには社会人として生活していく中で活か してもらいたいです。

§3 鍛えあげ講座

 「鍛えあげインターンシップ」の実施準備として、平成25年8月20日(火)~21日(水)の2日間、研究交流棟6階の第1講義室で、「鍛えあげ講座」を実施しました。
 受講者は、同インターンシップ参加者(6人)と個別申込の希望者(2人)の計8人でした。講座の内容は、自己理解・他者理解を基軸にして、論理的思考、コミュニケーション、チームの中での相補的協働を体得していくもので、講義・演習にあたっては、性格心理学のメソッドの1つであるMBTI(Myers-BriggsType Indicator)や香川大学で開発中の香川大学方式Teamologyを導入しています。
 実施後のアンケートの自由意見欄をみると、「鍛えあげインターンシップの事前学習の位置づけではあったが、それだけにとどまらない有益なプログラムだと思いました」と書かれているなど、とくに、自己理解・他者理解の促進や効果的なチーム活動をしていくための知識・技術の獲得において、高い教育効果があるとの評価を得ていました。また、「講座でともに過ごした受講生と親交をもつことができ、インターンシップ後にそれぞれの体験を共有する時間を持とうという話になっています。そういう意味では切磋琢磨できる同志ができた充実感もあります。ありがとうございました」といった絆の広がりを喜ぶ声も多く見られました。

鍛えあげインターンシップ

7月10日(水)、「平成25年度鍛えあげインターンシップ事前交流会」を開催しました。
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10月11日(金)、「平成25年度鍛えあげインターンシップ報告会」を開催しました。
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