令和3年3月27日(土)および28日(日)に、起業家育成プログラム「プラスかがわ」を開催しました。本プログラムは、株式会社NTTドコモ四国支社が主催し、香川県および本学が協力する形で、香川県の未来を担う人材育成を目的に、ICTを活用した教育プログラムとして実施しました。
※「香川大学と株式会社NTTドコモとのアカデミア人材と先端技術を活用した地域課題解決に向けた連携協定(令和3年1月28日締結)」に係る取組の一環。

本プログラムでは、香川大学生と県下の中高生約30名がチームに分かれ、地域課題を解決するビジネスアイデアの具体化に挑戦しました。産業能率大学経営学部教授であり、起業家でもある株式会社PrimaPinguino代表取締役藤岡慎二氏を講師に迎え、参加した学生らは仮説検証や商店街でのフィールドワーク、事業立案を行いました。また、香川県で活躍する起業家からのアドバイスを受けながら、事業案のブラッシュアップ、プレゼンテーションを行い成果の確認をしました。

今回のプログラムでは、SRE AI Partners(株)の協力のもと、テレプレゼンスシステム「窓」を利用して、香川大学、フィールドワークを行う商店街、起業家が集まる「Setouchi-i-Base」の3会場を”あたかも同じ空間にいるような”感覚で接続し、学生らは最先端のテクノロジーとタブレットを活用しながら、顧客や起業家との対話を通じてビジネスアイデアを磨きました。

参加した学生からは「商店街でインタビューしながら、幅広い世代で協力しあえたことが良かった。大変だったけど本当に楽しかった、この経験を将来につなげたい。」といった声が多く聞かれ、本プログラムが香川県の未来を担う人材として成長していくきっかけとなることを期待しています。