経済学部又信会館において、6月29日(木)、前四国経済産業局長江越博昭氏(現トーヨーカネツ株式 会社特別顧問:本学客員教授)を招いて、地共センター・セミナー「四国に勤務した者の目から見た四国経済の現状と産学連携」が開催された。
四国経済の特徴並びに産学連携との関係性を明らかにした上で、その現状を分析し、今後の対応を図るという のが本セミナーの目的である。
本セミナーにおいて、四国から離れた(時間的・空間的)地域、都市との比較分析が示され、四国は他の地方 に比して景気の波に対する堅さが見られると説明があり、四国の特異性が浮き彫りとなった。
また、産学連携に関するこれまでの国内での一連の説明があり、江越氏のこれまでの経験を踏まえた上での、 今後の産学連携に対する予想分析が報告された。
引き続き、講師を囲んでの意見交換が行われ、地域経済の発展にメディアを如何に生かせばよいか等、これか らの時代の流れに対応するべく様々な質問がなされ、活発な意見交換が行われた。
 
 セミナーの様子